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健診・予防接種

健康診断について

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健康的に長生きしていくには、定期的な健康診断が大切となります。必要な診察を行うことによって健康状態を評価。これにより、健康の保持や、生活習慣病をはじめとする疾病の予防・早期発見に役立てるのです。隠れた病気を早期に発見し、健康で長生きできるよう、1年に1回は健康診断を受けましょう。

各種健診を
受け付けています

当クリニックでは、世田谷区で推奨されている特定検診、大腸がん検診、前立腺がん検診、子宮がん検診を受け付けております。事前の予約が必要ですので、ご希望の方はお電話などでお申し込みください。(肺がん検診希望のかたは、他院へご紹介させていただきます。)

予防接種について

感染症の中には、事前に毒性を弱めた細菌やウイルスから作られたワクチンを接種することによって、その病気に罹患しにくくなるものがあります。例えばインフルエンザや肺炎球菌。これらは、事前にワクチンを接種することにより、体内に抗体ができ、感染リスクを軽減できるのです。

当クリニックで接種可能な
予防接種

当クリニックでは、インフルエンザ予防ワクチンと、高齢者肺炎球菌ワクチン、HPVワクチン(ガーダシル4価)、帯状疱疹ワクチンの予防接種が可能です。なお、ワクチンの在庫がない場合がございますので、事前にお電話、電子メールにてご予約をお願いします。

インフルエンザワクチン:費用は別途ホームページでお知らせします

インフルエンザウイルスを原因とする気道感染症であり、一般的によく知られている風邪症候群のひとつですが、高熱や悪寒、全身のだるさ、関節痛・筋肉痛、激しい咳、吐き気、下痢などによって体力が低下し、多くの場合は寝込むようになります。
合併症がない場合、ほとんどの症状が2~3日で収まりますが、熱は5日程度、咳は10日以上続くこともあります。感染力が強く、高齢者や乳幼児、呼吸器や心臓に病気を抱えている方は重症化することもあります。免疫力が低下している高齢者の場合、入院が必要となったり、死に至ることもあります。

インフルエンザを予防する手段として、特に有効とされているのがワクチン接種です。接種してから予防効果が出るまでに約2週間かかりますが、その効果は約5か月間持続します。通常、12~翌年3月頃の寒い時期に流行していますので、その前に予防接種を受けるよう心がけてください。

肺炎球菌ワクチン:費用1回11,000円(税込)

肺炎球菌は、一般の人が罹患する肺炎の原因菌のうち、最も多いと言われている細菌です。特に、インフルエンザなどに罹患した後、体力が十分に回復していない状態で感染すると、重症化するおそれがあります。免疫力が低下している高齢者の方などは十分に注意してください。
この菌は、肺炎以外にも、侵襲性肺炎球菌感染症である「髄膜炎」、血液中に侵入した肺炎球菌が全身を回って重篤な症状が発現する「血流感染症」など、危険性が高い疾患の原因となります。

これらの病気の重症化を予防するため、ワクチン接種を受けるようにして下さい。特に、養護老人ホームや長期療養施設などに居住されている方、慢性の持病(呼吸器疾患、糖病病、慢性心不全、肝炎、肝硬変など)をお持ちの方は、成人用肺炎球菌ワクチンの接種が推奨されています。
接種は、1年を通して、いつでも可能です。但し、5年以内に再接種を行った場合、注射部位に痛みなどが強く生じることもありますので、再接種をご希望される方は5年以上の間隔をあけるようにして下さい。

HPVワクチン(ガーダシル4価):費用1回16,500円(税込)

*小学校6年生から高校1年生の女児に対しては公費(無料)で行えます。
*9歳以上の男子にも接種適応がひろがりました。(定期接種ではないため自費診療となります)
子宮頸がんの原因となるHPV(ヒトパピローマウイルス)はありふれたウイルスで、身体中のいたるところに付着しています。皮膚や粘膜の小さな傷から侵入し、誰でも当たり前に感染を起こす可能性があります。HPVに長期感染することで、癌につながりやすくなります。
ウイルスは数百種類の型があり、一部の型が癌を引き起こします。ガーダシル4価はそのうちの6型、11型、16型、18型を予防します。

予防効果

  • 女性;子宮頸がん、外陰部癌、膣癌
  • 男性;陰茎癌
  • 両方;肛門癌、咽頭癌、尖圭コンジローマ

接種間隔

合計3回の接種が必要となります。
初回接種(1回目)、初回接種から2か月後(2回目)、初回接種から6か月後(3回目)に筋肉注射します。十分な予防効果を得るためには、3回注射をする必要があります。

副反応

ガーダシル®接種と関連性があると考えられた主な副反応は以下のとおりです。

  • 頻度 10%以上:注射部位の痛み・赤み・腫れ
  • 頻度1~10%未満:発熱、注射部位のかゆみ・出血・不快感、頭痛
  • 頻度1%未満:注射部位のしこり、手足の痛み、筋肉が硬くなる、下痢、腹痛、白血球数増加
  • 頻度不明:無力症(上まぶたの下垂、物が重なって見えるなど)、寒気、疲れ、だるさ、血腫、気を失う、体がふらつくめまい、関節の痛み、筋肉痛、おう吐、悪心、リンパ節の腫れ・痛み、皮ふ局所の痛みと熱を伴った赤い腫れ

まれに、過敏症反応(アナフィラキシー反応やアナフィラキシー様反応〈呼吸困難、目や唇のまわりの腫れなど〉、気管支痙攣〈発作的な息切れ〉、じんましんなど)、ギラン・バレー症候群(下から上に向かう両足のまひ)、血小板減少性紫斑病(鼻血、歯ぐきの出血、月経出血の増加など)、急性散在性脳脊髄炎(まひ、知覚障害、運動障害など)があらわれることがあります。このような症状が疑われた場合は、すぐに医師に申し出てください。

ガーダシル®を適正に接種したにもかかわらず、健康被害が発生した場合には、その内容、程度に応じて薬事・食品審議会での審議を経て「医薬品副作用被害救済制度」により治療費などが受けられる場合があります。詳しくは、独立行政法人 医薬品医療機器総合機構のホームページなどをご覧ください。

HPVワクチン(シルガード9):費用1回27,500円(税込)

  • 9歳以上の女子に接種適応です(現在男子の適応はありません)
  • 令和5年4月1日より定期接種となり、小学校6年生から高校1年生の女児に対しては公費(無料)で行えます(キャッチアップ接種対象者も含まれます)。
HPV ワクチンの接種を検討している お子様と保護者の方へ
【出典】厚生労働省|リーフレット:HPV ワクチンの接種を検討している お子様と保護者の方へ

シルガード9は、HPV 6/11/16/18/31/33/45/52/58型を含む、9価HPVワクチンです。ガーダシル®(4価HPVワクチン)に含まれるHPV6/11/16/18型に加え、HPV31/33/45/52/58型のVLP(ウイルス様粒子)を含みます。
これまでのワクチンでカバーされていた16型と18型は子宮頸がん全体の70%の原因とされてきましたが、今回さらにHPV31/33/45/52/58型をカバーすることで、HPV型の88.2%を予防することが可能と考えられます。その他にも、外陰がん(陰茎癌を含む)、肛門癌、咽頭癌、そして性病の線形コンジローマ(主に6,11型)などもHPV感染におり起こるため。これらに対してもまとめて予防効果が期待されます。

交互接種

合計3回の接種が必要となります。
HPVワクチン接種は、同じ種類のワクチンで接種を完了することが原則となりますが、医師とよく相談したうえで、残りの回数の接種でシルガード9(9価)を選択することが可能です。

接種間隔(ガータシルと同じ)

合計2回または3回の接種が必要となります。
1回目の接種を15歳になるまでに受ける場合、計2回での接種完了が可能です。
1回目から2回目までの間隔は標準で6か月。最低で5か月以上とし、5か月未満で2回目を接種した場合は計3回の接種が必要となります。

安全性など、詳細につきましては下記サイトをご参考ください。

HPVワクチンキャッチアップ接種について

対象者

積極的な勧奨を差し控えている間に定期接種の対象であった平成9年度生まれから平成17年度生まれまでの女子
また、接種機会の確保の観点から、キャッチアップ接種の期間中に定期接種の対象から新たに外れる世代についても、順次キャッチアップ接種の対象者となります。

  • 平成18年度生まれの女子は令和5・6年度の2年間、平成19年度生まれの女子は令和6年度の1年間のみ対象となります。

接種可能期間

令和4年4月から令和7年3月までの3年間

安全性・有効性

  • HPV関連の子宮病変に対するワクチンの有効性は、概ね16歳以下の接種で最も有効性が高いですが、20歳頃の初回接種までは一定程度の有効性が保たれることが示されています。
  • 定期接種の対象年齢以上の世代に接種した場合であっても一定程度の予防効果が期待できますが、性交経験によるHPV感染によってワクチンの予防効果が減少することが示されています。
  • 定期接種の対象年齢以上の世代への接種においても、明らかな安全性の懸念は示されていません。
  • HPVワクチン接種後においても、子宮頸がん予防の観点から、子宮頸がん検診や性感染症対策が引き続き重要になることを留意ください。

実施にわたっての留意点

過去にワクチン接種歴があり、長期にわたり接種を中断していた方は、残りの回数の接種(2・3回目又は3回目)を行うことができます。(この場合、2回目と3回目の標準的な接種間隔は従来通り。)
過去に接種歴のあるワクチンと同一製剤で接種を完了することが原則ですが、過去に接種したワクチンの種類が不明の場合、ワクチンの種類等について医師とよく相談の上、接種を再開します。(仮に交互接種となった場合も、安全性に関する大きな懸念は示されていません。)

HPVワクチンのキャッチアップ接種に関する有効性についての報告

性交経験とワクチンの有効性に関する文献

(15歳から25歳の女性におけるCIN3+に対する2価HPVワクチンの有効性と安全性(欧州、アジア太平洋、ラテンアメリカ、北米の14ヵ国))

  • CIN3+に対して、若年でのワクチン接種の重要性(ワクチン有効性:接種時の年齢が15-17歳で80.5%だが、18-20歳で56.3%と低下、21-25歳では有効性なし)が示された一方、25歳以下のHPV 未感染者(性交未経験者を包含)では年齢にかかわらずCIN3+に対して高い有効性(ワクチン有効性: 100%)が示された。重篤な有害事象の発生頻度について、ワクチン接種群とコントロール群で差は認めなかった。(14歳から17歳の女性におけるHPV感染に対する4価HPVワクチンの有効性(コロンビア))
    出典:Matti Letinen et al. Lancet Oncol 2012;13:89-99.
  • HPV 16/18型への感染について、性交経験前の接種では経験後の接種よりも高い有効性(経験前: 91.5%、経験後:36.2%)が示された。
26歳以上の女性へのワクチン接種の有効性に関する文献

(26歳以上の女性におけるCIN1+に対する2価HPVワクチンの有効性(アジア太平洋、欧州、北米、ラテンアメリカの12カ国))
出典: Alba L Combita et al. Cancer Prev Res (Phila). 2021 Oct 5;canprevres.0063.2021.

  • (HPV未感染者を多く含む (※)対象者においては)接種から84ヶ月の時点で、26歳以上のワクチン接種者における、HPV 16/18型の持続感染(6ヶ月間)又はCIN1+病変に対するワクチン有効性は90.5%であった。
    (※) 本臨床試験では、HPV既感染者の割合が15%と、通常よりも既感染率が低い集団を対象にしている点に留意を要する。
    出典:Cosette M Wheeler et alLancet Infect Dis 2016; 16: 1154–68.

⇒ HPVワクチンは、定期接種の対象年齢以上の世代に接種した場合であっても一定程度の予防効果が期 待できるが、性交経験によるHPV感染によってワクチンの予防効果が減少することが示されている。

HPVワクチンのキャッチアップ接種に関する安全性についての報告

26歳以上の女性における2価HPVワクチンの安全性

(アジア太平洋、欧州、北米、ラテンアメリカの12カ国)

  • 26歳以上の女性への接種の安全性について、非接種群と比較して、重篤な副反応、新規に発生した慢性疾患や自己免疫疾患の発症割合に差は認められなかった。
    出典:S Rachel Skinner et al. Lancet 2014;384:2213-27.

(18歳から26歳の女性における4価HPVワクチンの有効性と安全性(日本))

  • 18歳から26歳までの日本人女性におけるHPVワクチン接種について、ワクチン型HPVの感染とCIN1, CIN2についての有効性が示され、安全性についても高い忍容性(※) が示された。
    (※) 医薬品の副作用等が許容できる程度
    出典:Yoshikawa et al. Cancer Science 2013; 104(4): 465-472.

⇒ HPVワクチンは、定期接種の対象年齢以上の世代への接種においても、明らかな安全性の懸念は示されていない。

  • 論文の詳細については、資料5-2参照
    出典:S Rachel Skinner et al. Lancet 2014;384:2213-27.
    出典:Yoshikawa et al. Cancer Science 2013; 104(4): 465-472.

帯状疱疹ワクチン(自費)費用1回11,000円~22,000円

帯状疱疹は、「みずぼうそう(水痘)」にかかったことがある人がなる病気で、水膨れを伴う赤い発心が体の左右どちらかに帯状にでます。チクチク、ピリピリ、ズキズキ、強い痛みを伴うことが多く、発疹が治っても、長い間(3~6か月以上)痛みが続くこともあります。この帯状疱疹は、80歳までに約3人に一人がかかる身近な病気です。2016年より本邦でも50歳以上の成人に対する帯状疱疹の予防でワクチン摂取が可能になりました。現在投与可能なワクチンは、小児での適応もある「乾燥若毒性水痘ワクチン」と2020年に認可された「帯状疱疹ワクチン(シングリックス)筋注用」の2種類があります。

① 乾燥弱毒性水痘ワクチン

小児水痘(水ぼうそう)と50歳以上の帯状疱疹を予防するワクチンです。
ワクチンの効果は、60歳以上を対象とした米国の大規模試験で帯状疱疹の発生率が51.3%減少し、帯状疱疹後神経痛の発生率も66.5%減少し、重症度も61.1%低下したと報告しています。水痘ワクチンは生ワクチンであるため、免疫不全患者様への接種は認可されていません。現在のところワクチンによる帯状疱疹の予防効果がいつまで持続するのかについて、明確な答えは出ていませんが、接種後3~11年で予防効果が減弱するとの報告もあります。1回11,000円(税込) となります

② 帯状疱疹ワクチン(シングリックス)筋注用

シングリックスは、50歳以上が対象の帯状疱疹を予防するためのワクチンです。2ヶ月間あけて2回接種(最大6ヶ月まで)します。帯状疱疹の予防効果は97.2%(従来の水痘ワクチンは51.3%)で、非常に高い効果が期待されます。予防持続期間は9年が期待されています。費用は1回22,000円(税込) となります(2回で44,000円)。

シングリックスの接種酒ケジュール | 接種回数は2回 | 2回目の接種は、1回目の接種の2か月後。1回目の接種から2か月を超えた場合であっても、6か月後までに2回目の接種を行う
ワクチンの種類・副反応・禁忌
商品名 乾燥若毒性水痘ワクチン 帯状疱疹ワクチン(シングリックス)
種類
用法及び容量
生ワクチン
0.5mlを1回皮下注射
不活化ワクチン
0.5mlを2回、2か月以上あけて筋肉注射
副反応 一般的なワクチンでみられる副反応以外で、1~3週間後に発熱・発疹・水痘性発疹が発現することがある 一般的なワクチンでみられる副反応以外本ワクチン特有なものはない
接種不適当者 本剤におけるアナフィラキシーの既往。明らかな免疫機能の異常のある疾患を有するものおよび免疫抑制をきたす治療を受けているもの。妊娠していることが明らかな者。 本剤にアナフィラキシーの既往のあるもの
当院における費用 1回11,000円(税込) 1回22,000円(税込)
2回44,000円(税込)

新型コロナワクチン

現在当院ではワクチンの取り扱いがなく、
再開することがありましたら改めてお知らせいたします。

クリニック名
成城せとぐちクリニック
院長
瀬戸口 志保
診療内容
泌尿器科・女性泌尿器科・内科
所在地
〒157-0066
東京都世田谷区成城5-13-23
TEL
03-5490-8700
最寄駅
  • 小田急線「成城学園前駅」西口より徒歩5分
  • 小田急バス「成城一番」より徒歩2分
コインパーキング、駐輪場完備
診療時間 日祝
9:00-12:30
14:00-17:30

休診:水曜日・土曜日午後・日曜日・祝日
※受付は診療時間の30分前迄です。